幸せを紡ぐ イラン滞在記vol,2
- 2016.08.01
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シラーズの空港に到着
車で移動して、ゾランバリ社の
染色工場へ
ゾランバリ社は遊牧民の織る普段使いの
絨毯『ギャッベ』を最初に世界に紹介した会社です。
優れた技術と感性を持つ織り子さんと
契約して品質の良いギャッベを作られています。
その原材料となる糸を染めているのが
この工場なのです。
高地で遊牧される貴重なザクロス羊の毛で
紡いだ糸をこの工場で染色しています
染色にもこだわり、天然の草木染めを
昔からの工法で今も手間を惜しまずに
行われていました
糸にもこだわり
染色にもこだわり
使ってもらう人たちに
安心で長く使って欲しいという
願いを込めて、一つづつ丁寧に
染められていました
写真は赤い色をだすのに
西洋アカネという植物を使い
窯の中で長時間煮込んで
染められていたものです
日本でも、希にしか見ない
天然の草木染めをされている
ことに感動!!
化学染料ではだせない
色むらや風合い、素材感は
見る人に癒しを与えるような
素朴さと温かさを感じました
後日、この糸を使ってギャッベを
実際に織っている遊牧民に会いに
vol,3へと続く