『秋のギャッベ展』2日目
- 2022.10.08
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『秋のギャッベ展』2日目です。
初日はご来場いただきましたお客様ありがとうございました。
今日はギャッベの魅力の1つでもある模様をご紹介させていただきますね。
遊牧民の織り子さん達は願いを込めて長い期間をかけ織り上げていきます。
この模様(文様)の意味を知るといろいろなギャッベを見てみたくなります。
■ 生命の木 …健康、長寿、命
天空に大きく伸びていく様子から命を意味します。 地上に伸びた高い木と同じ長さだけ地下に根を張るので、丈夫で倒れない 家内安全などの意味もあります。
■羊、シカ、ヤギ …財産、子孫繁栄、家庭円満
遊牧民の衣・食・住全てを支えてくれ、豊かな暮らしをもたらしてくれ大切な財産を表現しています。
■鳥 …神様からの使者
神様からの使いの鳥。
■ザクロ …子孫繁栄
ザクロは実が沢山なることから子宝に恵まれ、一族が反映するという意味があります。人気のデザインです。
■ライオン …力強い、逞しさ、知恵・勇気
深い知恵や富、力に恵まれるように。権力の象徴として部族の長が座る場所にライオンギャッベを敷いていたそうです。
■狼の肉球 … 魔除け
オオカミの肉球は魔除けを表現しています。遊牧民にとっては悪い印象のあるオオカミですが、絨毯に織ることで、これ以上悪いことが起こらないという意味があります。
■ラクダ …財産、富や成功の象徴
遊牧民はラクダにテントや生活道具をのせ移動します。新しい土地で豊かな生活をもたらすことから成功のモチーフとされています。
■人 …子孫繁栄、子の健やかな成長
子孫繁栄、子への愛情、子供の健やかな成長という願いが込められています。
■四角 …井戸、窓
大切なもの、窓から幸せが入ってきますように。
井戸は遊牧生活には欠かせない大切なものの意味もあります。
10日(月)までの開催となりますのでぜひこの機会にギャッベをご覧下さい。