ライオンギャッベ

  • 2021.11.06
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『秋のギャッベ展』残り2日となりました。

毎日、ギャッベをめくる度にかわいい模様を見つけたり新しい発見があります。

今日は『ライオンギャッベ』のご紹介です。

動物の王であるライオンは古くからイランの遊牧民の方々によって、ギャッベのモチーフとして織られたそうです。日本以外でもギャッベは人気があり、世界中で起きているギャッベブームの震源は、ライオンギャッベにあるそうですよ。

ライオンギャッベ』の意味は王様の象徴と言われており、深い知恵と豊かな財力、強靭な肉体と大きな権力を持った存在とされています。「力強さ、たくましさ、知恵や勇気」などの意味があります。古くは王様や部族の長の座る場所に敷かれていたとも言われております。最近では、強く育ってほしいという想いを込めてライオンデザインを織ることもあります。また男の子が生まれた際にプレゼントとして贈る方もいらっしゃいます。

ライオンギャッベにもさまざまなライオンが織られています。

イランにはライオンがいないため、部族の織り子さん達はイメージや想像の中でのライオンを織っていくため、りりしい、ユニークないろんな表情の顔やたてがみ、体に模様など様々ライオンたちがいます。

見比べてみるととても面白いです。

ライオンギャッベについて書かれた本も出ており、世界中でライオンギャッベのコレクターがいる人気デザインのギャッベです。

30年以上経っているオールドギャッベに多くそのデザインやフリンジが付いていたりします。

明日、7日(日)までとなっておりますのでぜひこの機会にご覧になられて下さいね。