表装 壁装作業 一級技能士 資格の意味を考える

  • 2011.11.03
  • お仕事
 



この度、表装 『壁装作業一級技能士』 の技能検定に 佐々木剛 が合格しました。

主に壁を装飾する技能士の資格です。

かなり難しく、10年以上のキャリアがある職人さん達がなかなか合格出来ない資格

今年は、山口県で10名受験して6人合格

ふつう年間3名ぐらいしか取得できない資格です。

この資格は技能士の認定で作業する技術を持っている証明書です

なぜ経営者の自分がと思われるかも知れませんが理由があります。

最近の壁紙を施工する職人は、賃金の低下に伴い、技術の向上を図ろうとしません

簡単に、短時間で出来ることしかしようとしません。

さらに、仕上がりが悪いと、下地が悪い とか 材料が良くない など

言い訳ばかりする職人が圧倒的に多くなっています。

昔はそうではありませんでした。技術のある信頼できる施工があって

初めて商売出来ていたのです。この悪い風習をなんとか少しでも変えたいと

想い自分自身が一級技能士の資格取得し勉強し、今後もいろんな施工の

技術を考え、伝えて行きたい

古き良き技術は受け継ぎ、進歩した意味のある技術を織り交ぜ、時代にあった壁紙の

施工技術を継承していきたいのです。材料や下地の特性を理解し施工するのです。

こういった技術の伝承を今後の若い職人さん達に伝え、内装業界の地位を確立し

世の中に壁紙のお店があり、きちんとした技術がそこにはあることを伝えたい。

それが、宇部の地域活性化や雇用の創出などに結びつけばいいと思っています。

これからは新たな技術や、マナーなどもきちん伝えていき、お客様から必要とされる

技能士を育てていきたいと思っています。

インテリア紅葉は安かろう悪かろうではない、お客様のために技能やマナーをきちんと勉強し

ている技能士集団なのです。



副社長より