懐かしさや居心地の良さを感じられるデザイン壁紙
- 2025.11.15
- 壁紙について

今日はウィリアム・モリスの壁紙よりご紹介させていただきます。


画像:マナトレーディング㈱
【Helena】
ジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたジャガード織より、彼を魅了したペルシャやトルコのキリム織のディテールの魅力を反映させています。アカンサスの葉とバイモユリ(アミガサユリ)を背景に、アーティチョークの花をシームレスかつ入り込んだ表現をしています。Morris & Friendsでは伝統的な色合いで再現。


【Arbutus 】
モリス商会のデザイン・スタジオの一員であったキャスリーン・カージーによって、1913年第一次世界大戦前にモリス商会のためにデザインされたヤマモモのデザイン。



【Furit】
1864 年に壁紙として発表された、モリス初期壁紙三部作のひとつ【Fruit】。木の枝からぶら下がる熟したザクロといった果実や流れるように伸びゆく枝の古くから愛されるデザイン。
斜め方向に流れがあり隣接する葉が絡みあう複雑なデザインが、12の木版からなるオリジナルのハンドプリント壁紙のスタイルを反映しています。


【Pimpernel 】
ハマー・スミス、ケルムスコット・マナーのダイニングルームに使われていた鏡面対象に描かれたPimpernelは、モリスお気に入りのデザインだったと推測されます。


画像:マナトレーディング㈱
ウィリアム・モリスのデザインは、自然の樹木や草花などをモチーフにしたテキスタイルデザインで落ち着いた色合いは懐かしさや居心地の良さを感じさせてくれます。
壁紙やカーテンなどで取り入れることで特別な時間を過ごすことができそうですね。
ウィリアム・モリスの壁紙はデザインによってペイントや風合いを実際に見てみると同じデザインでも違うので魅力がある壁紙です。