ウィリアム・モリス 新しい壁紙

  • 2022.03.23
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今日はウィリアム・モリス『Simply MORRIS』の新しい壁紙見本帳を少しご紹介。

近代デザインの父、ウィリアム・モリスが「芸術と生活を統一化する」というアーツ・アンド・クラフツの精神と「人々の生活の質を向上させる」というモリスの想いは、彼の残したデザインとともに今も生き続けています。

■ Willow Bough

1887年に発表の、ウィリアム・モリスのデザインといってまず最初に思い浮かべられる柄のひとつ。モリスの不変の名声を定義づける、この柳の枝と葉のデザインを「SIMPLY MORRIS」のフレッシュな色の組み合わせで再表現しました。遠目から見るとボーダー柄のように見えるのが特徴的。

■ Simply Strawberry Thief

育てていた家庭菜園のイチゴを鳥たちに盗まれてしまった様子を描いた、1883年にデザインのモリスが残したデザイン。

サーフェスプリントで印刷した壁紙は木版で印刷したような仕上がりです。やわらかな色合いのほか、新たな印象を与える茜の草木染を彷彿とさせるイチゴドロボウの色合いも印象的。

写真:マナトレーディング

■ CHRYSANTHEMUM TOILE

オリジナルのChrysanthemumはウィリアム・モリスにより壁紙としてデザインされました。

アウトラインを取ることにより元々のデザインのディテールやフォルムを強調しており、今回はSIMPLY MORRISの新しいカラーリングで再表現。エレガントでやわらかな印象の壁紙。

■ FRUIT

1864年壁紙として発表されたモリスによる初期のデザインの1つ。

木の枝かれぶら下がる熟したザクロなどの果実や流れるように伸びている枝のデザインです。12の木版からなるオリジナルのハンドプリント壁紙のスタイルを反映しています。

オリジナルのFruitは地に模様が入っていますが、SIMPLY MORRISコレクションでは地模様をなくし、よりクリーンでフレッシュな印象に仕上げています。

■ Pimperenel

オリジナルは1876年に発表の壁紙。

鏡面対象にチューリップの花と葉を配置したグラフィカルなデザインです。「SIMPLY MORRIS」コレクションの新しいイエローの色合いはオリジナルに近い色合いでもあり、程よいビンテージ感を演出できるカラーバリエーションが揃いました。

写真/マナトレーディング

春を彷彿させるようなフレッシュなカラーコンビネーションです。6つの新しい色合いはお部屋に新しい彩りを添えてくれそうですね。