おはようございます!!

ブログでおなじみ木本です

今日はデザイナーズ・ギルド社のカタログ

「コンタリーニ」より

「ポーシャ」と言う壁紙をご紹介します


･アラベスク文様が美しいイランの礼拝堂


「ポーシャ」とは英国の劇作家シェイクスピアの

文学作品である「ベニスの商人」に出てくる

女主人の名前だそうですが

関連はないようです

むしろ偶像崇拝を禁じたイスラム世界で培われたアラベスク文様

を壁紙に投影した作品と言えましょう

イスラム世界のダマスク文様から着想を得た

今回の作品は壁紙のクロスの上に厚いフェルトが

文様としてあしらわれており独特の存在感を

醸し出しています


･壁紙クロスを近くから撮影してみました



色彩や不織布などの素材全体で壁面に世界観を表現するのがメーカーの

常ですが今回はダマスク文様を立体的に浮き立たせるよう

フェルトをクロスに貼り付けると言う新しい手法を取り入れています

これなら　珪藻土の塗り壁やエコカラットなどタイルをポイントとして

一面ポイントとして貼るこれまでのインテリア手法に対抗できるのでは

とも考えます

まずもって「面白い!!」とご来客から高い評価を戴けるのではないでしょうか？

それでは色が5色ありますので　お部屋に合わせたコーディネートを想像しながら

ご覧下さい




･作品名：ポーシャ　品番：P607/05　色：デルフト(陶磁器)ブルー






･作品名：ポーシャ　品番：P607/04　色：ダブ(鳩)グレー





･作品名：ポーシャ　品番：P607/07　色：パール





･作品名：ポーシャ　品番：P607/03　色：桜貝





･作品名：ポーシャ　品番：P607/02　色：ピスタチオグリーン





･こちらが施工例になります
洋間にアラベスクの新しい表現がマッチしています



壁紙でありながらフェルトを取り入れることでまるでクッションや布張り椅子

のような意匠性が生まれ　部屋全体が温かみを持ちますね

木本敏史