『社長に会いたい』 インテリア紅葉 代表取締役 佐々木剛

  • 2013.07.24
  • お仕事
 

―第1回 株式会社インテリア紅葉 佐々木剛さん―

2013.07.22 |  はたらこ取材班が行く!社長にあいたい

みなさんは、会社の「顔」である社長さんがどんな人なのか、気になりませんか?

はたらこスタッフは、宇部の元気企業の社長さんに突撃インタビューを敢行し、仕事のこと、社員のこと、そして会社の未来についてじっくり語っていただきます! 

 

記念すべき第 回は、株式会社インテリア紅葉さん。
こちらの会社は、壁紙やカーテンなど内装を行う会社として昭和 
47 年に創業。この業界で はパイオニア的存在で、初代からの「先見の明」の遺伝子を受け継ぎながら、常に時代の ニーズを敏感に読み取り活躍されている元気企業です。
 

今回は、現在の社長である三代目の佐々木剛さんにお話を伺いました。 

 

 

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『プロの機械や技術を使わずに、誰でも簡単に壁紙を貼れる
「オリジナル生のり付壁紙」の開発と「壁紙教室」。
これが、わが社の転機になりました』 

 

―まずは、数年前に新聞などでも大きく取り上げられていた「オリジナル生のり付壁紙」 について教えて頂けますか?

 

もともと、「壁紙貼り」は新築やリフォームなどの際に工務店さんなどの下請けとして行う のがほとんどでした。
しかし、時代の移り変わりとともに、このままの業態を続けていくと必ず尻すぼみになってくる、と会社の将来に危機感を覚えるようになったんです。そして、「では、どうすればいいのだろう?」と考えた時に、まずはこの「壁紙」の認知度を上 げることと、一般の人でも簡単に貼れる壁紙が作れないか、と思ったんです。そうすれば、 新築やリフォームのタイミング以外でも「壁紙」の出番が出てくるのではないかと。 

 

―カーテンなどは自分で替えられますが、部屋の壁紙を自分で貼り替えるのはとても難し そうですね。 

 

そうなんです。当時、壁紙の貼り替え作業には1台50万円近くする特殊な機械を使って壁紙にのりを付けるのですが、半日で乾いてしまって使えなくなってしまっていました。そして、プロの手でも一日がかりの重労働で、一般の方が手で塗る、なんてことは到底不可能でした。そこで、どうにかもっと簡単に壁紙を貼ることができないか、と東京の会社と一緒に開発をしたのがこの「オリジナル生のり付壁紙」だったんです。
これは、のりを塗った壁紙に特殊なフィルムを圧着させることで「乾かない生のり付壁紙」を作り、一般の方でも簡単に壁紙の貼り替えができるようにしたものです。そして、その後は一般の方にもこの「オリジナル生のり付壁紙」を知ってもらい、実際に簡単に楽しく壁紙の貼り替えができることを感じてもらおうと3年ほど前から「壁 紙貼り替え教室」を